ナマケモノ教授のムダのてつがくー「役に立つ」を超える生き方とは

<1月11日発売。1月5日すぎより順次発送予定>
「コロナ禍」で国内外にでかけられない分、近所の公園をよく散歩し、おいしいコーヒーを飲み、お気に入りの音楽をかけ、海外の賢人たちの言葉に耳を傾けながら思索をめぐらせた辻さんが、「ムダ」という切り口からスロー思想を追熟させた、深みのある一冊。どこから問題に取り組み、生き方をシフトすればいいのかともやもやするすべての人に。

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そうだったのか!ムダの先にある豊穣の世界

コロナ禍では「不要不急」がひとつのキーワードとなった。また「コスパ」「タイパ」、そんな考え方が日常を侵食している。しかし、要不要とはいったい何だろう。身のまわりのすべてのことを、「役に立つかどうか」「効率がいいかどうか」「払った対価に見合っているかどうか」、そんなモノサシで測ってよいものだろうか。

その価値観で捨てた「ムダ」なもの、それは本当に「ムダ」なのか?誰にとって?何にとって?そもそも「ムダ」で何が悪いのか?「ハチドリのひとしずく」を日本に紹介した著者が「ムダ」を切り口に、暮らし、労働、経済、テクノロジー、人間関係などについて思索する。

■目次
序章:ムダについて考えるということ
第1章:「ムダを省く」ということ
第2章:「ナマケモノ」の視点で経済成長を見る
第3章:複雑化した世界でのシンプルな暮らし
第4章:働き者礼讃社会に抵抗する
第5章:ムダと孤独とテクノロジー
第6章:ムダな抵抗は、してもムダ?
第7章:スローライフはムダでいっぱい
第8章:答えは足もとの土にある
第9章:ぼくたちは、遊ぶために生まれてきた
第10章:教育とムダをめぐるコペルニクス的転回
第11章:あなたは「ムダな人」ですか?
終章:愛とは時間をムダにすること
販売価格 1,600円(税込1,760円)

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