文:セヴァン・カリス=スズキ/構成・訳:辻信一/編集:小形恵+ゆっくり堂/発行:大月書店/20.6cmx 18.8cm、39ページ
セヴァンがいつもたのしそうに環境活動をしている理由がわかる1冊。家族や小さい頃のプライベートな写真も満載、セヴァン本人による書き下ろし、2003年来日時に訪れた沖縄県・西表島での体験もつづられている。
わたしの名前は、セヴァン・カリス・スズキ。1979年、カナダのバンクーバーで生まれた。あれは1992年のこと。地球サミットという大きな会議に集まった世界のリーダーたちに、12歳のわたしは訴えた。「大人たちのやっていることのせいで、わたしたち子どもは泣いています。ことばだけでなく、行動で、あなたたちの愛をしめしてください。」そのときから、わたしは世界中のあちこちをとびまわって、子どもたちの未来のために活動してきた。わたしにできたことは、きっとあなたにもできる。力をあわせて、もっとすてきな世界をつくっていこうよ。
★目次
食べものから学んだこと
自然について学ぶ
ハイダグワイ
ストリートチルドレンとの出会い
アマゾンからのお客さん
アマゾンでの冒険
子ども環境運動「ECO」のはじまり
とんでもない思いつき
地球サミットへのりこむ
6分間のマジック〔ほか〕