「あいだ」の思想ーセパレーションからリレーションへ

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新型コロナが私たちに意識させた人との距離、そして境界線。他者とのあいだ、国と国のあいだ、生と死のあいだ…広がる連想と対話を通じて、危機の時代を生きぬくための立地点をさぐる。「弱さ」「雑」と重ねた対話集の完結編。


はじめに 「あいだ」という希望 辻信一

第1章 さまざまな「あいだ」
「あいだ」ということばの意味するもの
  文章に「あいだ」をつくる
  時代の「あいだ」を生きた人たち
  「あいだ」を動く人たち
  子どもから大人への「あいだ」は大事
  みんな、生と死の「あいだ」にいる
  国と国の「あいだ」を考える
  「自由」をキーワードに

第2章 「あいだ」を広げる二つの視点
  自分の中に「あいだ」をつくる 田中優子 
  空間の「あいだ」、人々の「あいだ」 山崎 亮 

第3章 「あいだ」は愛だ
  二人の提起を受けて 
「あいだ」は愛だ、と言えるか?
  家族にも「あいだ」が必要
  「あいだ」としての私、そして愛――緒方正人
  被害者と加害者の「あいだ」、韓国と日本の「あいだ」
  
第4章 「あいだ」で読み解くコロナの時代
  「不要不急」と「あいだ」
  自分と他者の「あいだ」――わからなさに耐える
  数字から本の世界へ
  感染症は「あいだ」からやってくる
コロナ・ウイルスと「オドラデク」
「あいだ」に線を引かないーー奥田知志
幻聴を「幻聴さん」へと変えていくーー向谷地生良
「二者性」という根拠――最首悟
社会の声ーー武田泰淳『審判』
「あいだ」の詩――「ノーバディがいたよ」
民主主義とことばの「あいだ」――グレーバー

第5章 「弱さ」×「雑」×「あいだ」
「死者のことば」は代弁できるのか?
文学と「雑音」
重なりあう「雑」・「弱さ」・「あいだ」
パレスチナの「壁」をめぐって
「壁」の両側のちがい
見えない壁に追いつめられているのはどちらだ?
「雑」が「あいだ」をつなぐーー敗者の思想
「あいだ」と自由――自由主義を超える新しい保守主義

おわりに  「あいだ」の向こう側へ 高橋源一郎

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