降りる思想 - 江戸・ブータンに学ぶ

『降りる思想 - 江戸・ブータンに学ぶ』
著者:田中 優子、辻 信一
発行:大月書店
ページ数:224頁
定価:1700円+税
発売日:10月19日(金)

【内容紹介】
懐かしいつながりへの下降――

今、大きな「転換」のとき
3・11後を生きる知恵がここにある

「さがる」のでも「おちる」のでもなく、ぼくたちは降りていく
人間の本性へと、自然へと、いのちへと、


私たちには今、降りることが必要とされている。
そのモデルは江戸とブータンにあると、辻さんと江戸文化研究者の田中 優子さんが自分たちの人生を振り返り、311を踏まえた今、生活に根ざしたしなやかな思想について語りあう対談集。

書評:野上暁「ポスト3・11の3S(スロー・スモール・シンプル)な提言」
http://www.books-sanseido.co.jp/blog/takumi/2012/10/post-439.html

[はじめに] 「降りる」ということ
[第一章] 3.11後の世界と自分
[第二章] 江戸・ブータンへの道のり
[第三章] 江戸時代から考えるスローライフ
[第四章] ブータン探訪記
[終章] サティシュ・クマールに導かれて
[おわりに] わたしたちの降りる場所

<田中 優子>1952年生まれ。法政大学教授。研究範囲は江戸時代の美術、生活文化、海外貿易、経済、音曲、「連」の動き、東アジアや江戸の交流・比較研究、布や生活文化を中心にインド・東南アジアと江戸の交流・比較研究など。
販売価格 1,700円(税込1,870円)
定価 1,785円(税込1,964円)

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